ほんとうに必要 だった? 震災瓦礫の広域処理 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

 

被災地の助けになりたい!という気持ちは、誰もが持っているものだと思います。

 

しかし、これに便乗して復興予算が無駄遣いされたり、

消費税増税の弾みにされたり。

 

 

震災特需にのって儲けを増やそうとする企業が多いことが、

悪いことだとはいいません。が、

 

 

私たちの税金が無駄に使われることのないよう、

しっかり見張っておかなければならない。

行政のプランそのものに疑問を投げかける必要がある。

そんなことを痛感させられた一件でした。

 

 

受け入れに反対する住民の不安を払拭することもなく、

焼却自体が本当に必要かどうかの審議も置き去りにしたまま、

始まった感の否めなかった北九州市における震災瓦礫の広域・焼却処理。

 

 

2012年9月17日に開始、1日約110トンを焼却し、

2014年3月末までに最大約6万2500トンを処理する予定で始まった焼却は、

結局2013年3月末でガレキの総量が予想より下回ったため、として終了しました。

  

 

そもそも、震災ガレキの総量は見直されており、その時点で北九州市での焼却は必要なし、とする声は宮城県議会でもあがっていました。

 

 

北九州市がガレキ受け入れをした先である、宮城県石巻市での経緯を見てみました。

 

 

 

最初に: 

 

” 2011年8月23日 宮城県は東日本大震災で発生した石巻地区のがれき処理を 
大手ゼネコン・鹿島を代表とする計9社の共同企業体(JV)に 委託すると発表。 
 事業費は同県発注事業で最大規模の約2400億円
(朝日新聞 記事2011年8月24日5時1分)

この契約に基づき、826万トン相当のガレキ処理量を見越して、仮設焼却炉の建設が始められます。

 

 

 

しかし:

 

2012年5月21日 宮城県議会が再三要求し、ようやく試算し直さたという、

震災ガレキの総量が見直され、発表されます。

<災害廃棄物処理対象量の見直しについて(県受託処理分)2012年5月21日> 宮城県HPより

 

震災当初、衛星写真からざっくりと試算されたままだったという、

震災瓦礫の量は大幅に減ります。

 

 

*この結果を知ってか知らずか、反対する住民を前に再検討の姿勢なく

翌々日の5月23日〜25日、北九州市はガレキの試験焼却を断行します。

 
 

<2012年5月21日宮城県発表記者資料/災害廃棄物処理対象量の見直しについて(県受託処理分)P2より>

 

 

北九州市が受け入れを始めた、宮城県石巻市のガレキ量は、685万トンから 312万トンへ。 

半分以下に減っています。 

 

 

ところが:
 
2012年9月5日更新 時点では、 石巻市で5機建設された仮設焼却炉のうち、3、4、5号機は、未だ試運転中とあり、
翌6日(木)に市担当部署に問い合わせをした際には、今日明日にも稼働するところ、というお話でした。
ガレキ量の見直し後に、仮設焼却炉建設の数を減らしたという話しはありません。

 

 

無駄にならないのでしょうか???
宮城県HP内 / 震災廃棄物対策課 / 仮設焼却炉の維持管理状況(測定結果等:下記URL)参照


そのうえ:
 
北九州市へのガレキの運送費は、処理量の2倍近い運送費:1トン5万円
 :これも鹿島JVが受注しています。
 
” 処理のための輸送費に、何故20億円もの費用をかける必要があるのか。怒りを禁じえません。”  宮城県議 横田有史 議員のブログ(2012年9月3日)より 

 

 

 

そして驚いたことに・・・  同じく、横田議員のブログより。
   
”  朝日新聞〜プロメテウスの罠〜から
『昨年9月5日、宮城県の「広域処理は、放射能が大問題で、西日本ではほとんど受け入れられないと考えている」との意見で、環境省は広告会社に頼った。』

『がれきの広域処理や除染について公募。採用された「博報堂」に約9億6千万円が支払われ、今年度選ばれた「電通」とは約30億円の契約が結ばれた。』

『「広域処理」「除染」等に関する新聞、テレビを環境政務官にリポート』し、

『「誤認報道」についてはメディアのディレクターや主筆クラスに接触し、誤認の指摘をした、としている』という、驚くべき事態を報じています。

事実とすれば、『多額の国税を投入した、完全な「世論誘導」と「報道管制」である事』は、誰しも否定できない行為と断じざるを得ません。”

 

 

 

震災からちょうど1年経って、復興の遅れが問われる頃、急に始まった

”広域処理が進まないから、復興が遅れてる” キャンペーン。

電車内吊るし広告、新聞全面広告などを目にした方も多いでしょう。

 

 

 

誰もが応援したいと思っている、被災地への支援。

そんな中で広域処理が反対されるには、それだけの理由があります。

 

”そんなお金があるんだったら、被災者の直接支援にまわして欲しい” 

福島から秋田へ避難中の友人の声です。

 

 

 

今、本当に必要なのは、”世論誘導” でも ”報道規制” でもなく

国が、行政が、正しい情報をまずしっかりと市民に渡すこと。

 

その姿勢を正すことが最初に問われていると思います。

 

 

 

 

 

 

【活動報告】議員さんアンケート・プロジェクト(2012)

 

福岡選出の全議員さんへ向け、

 

「放射能問題並びに原子力発電所に関するアンケート」への回答をお願いしました。

 

”福岡の子供の未来を守る会” 主催。

ママ原も賛同団体としてお手伝いをしました。

 

 ” 議員さん達の原発・放射能問題についての意識調査の意味が大きいですが、

市民・県民のことを考えてくれる議員さんを応援し、やる気のない議員さんには退場してもらうのが最終的な目的です。

お母さん達が、どんなにがんばって勉強して活動しても、決定権のある議員さんが不勉強では現状から変わらないですよね!! ” (小鞠)

 

市や、県に問い合わせをしても、国が決めることなので〜 のうな及び腰の(?)回答で、がっかりすることがあります。


” 私たちの”代表”の議員さん、どれくらい真剣に行動してくれるのかな?? ”

 

ママ達の素朴な疑問が凝縮されたアンケートです。

 

調査に関しては、毎日新開と共同通信が取材・掲載予定。

結果はHPなどでも公表されます!

 

 

*** 福岡の子供の未来を守る会 HPで、詳細・進捗状況、随時更新中です。

 

 

 

 

無料カウンター

ママ原でもお馴染み、フォトグラファー・亀山ののこさんの、

新しい写真集 『9』

 

ぜひご覧ください!

 

みどりのカフェ

毎週木曜日 18:00~20:00 

  

ナチュ村・天神イムズ6Fにて 

みどりのカフェ・FB こちらから^^

 

お天気の話をするように、もっと政治の話をしよう!

10代、20代でつくるSAY-Peace PROJECTというNPO法人が、すばらしい冊子を作ってくれました。松井英介(岐阜環境医学研究所所長)監修。若者たち、本当にありがとう! ダウンロードはこちらから。

子どもはみんな、「原発はつくらないで」という、天使たちからの手紙を預かっているんだよ。30年前につくられた原発絵本。PCの方はこちら。携帯の方はこちらからどうぞ。

twitter mamagen55